私の性自認・性別違和に対する考え。
これは私個人の価値観のお話です。
この考え方が全てのXジェンダーの方に当てはまるという訳ではありませんのでご注意ください。
私は、身体的には女性ですが、男でも女でもない性別、Xジェンダーを自認している
という事を自己紹介の記事でもお話しさせていただきました。
私の場合、自分の肉体に違和感を感じたという事は一度もありません。
一般的に性別違和者と、呼ばれるのでしょうか。
「生物学的な性別」とは「反対の性」だと思う性同一性障害とは違って、
戸籍上は「女性」だけれども、女性ということに違和感を感じている。
けれども男性になりたいかと言われれば、それも違う。
たまたまこういう構造の身体を持って生まれただけの事で、これが私なのだ。
生物学上、オス・メスの区別はつけられるけど、
私はそのどちらにも当てはまらないという感覚です。
私は、このままの自分が大好きです。
この価値観は「ナルシシズム(自己を愛し、自己を性的な対象とみなす状態)」に近いかも知れません。
※「近い」と表現したのは、私が自分以外の人間も愛する事ができ、
愛しているからです。
そして自己を性的な対象として見ることもないからです。
素材をどれだけ生かせるか?(ちょっと料理っぽい表現ですが)
メイクをしたり髪型を変えたりファッションを楽しんだり、
そうする事で色んな自分を表現する事を楽しんでいます。
要するに(?)私は、
心と身体の性を一致させる。
という生き方ではなく、
心と身体の性の両方を生きる
という生き方を選択しています。
・・・表現が分かりづらいですよね。
その時々で自分の性自認や恋愛対象が変わるので、
一概に「私はこうです」と断言できない難しさを抱えている為、
敢えてこう表現しています。
こういう話を今までずっと誰にも出来ずにいましたが、「自分に嘘をついて、我慢して生きる事を辞める」為に、ここでお話しさせていただきました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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